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原理原本

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　本書は、1951年5月11日から翌年の5月10日まで、韓国・釜山（プサン）にて、文鮮明先生が韓国語で執筆された『原理原本』を日本語に翻訳したものです。
　当時の朝鮮半島は、「朝鮮戦争」（1950年6月25日～1953年7月27日）の真っ只中にありました。1950年10月14日に興南収容所から解放された文鮮明先生は、釜山まで南下され、戦渦の中で御自分がいつどうなるか分からないため、宇宙の根本原理だけは残しておかなければならないという心情と動機から、この『原理原本』を起草したと語られています。
　再臨のメシアであられる文鮮明先生が直接、執筆された『原理原本』が現存することは、我々人類にとって大きな恩恵であり、はかり知れない価値があります。
　そして、イエス様により「父なる神」が証された福音書から「小羊の婚宴」を預言する黙示録が収められた新約聖書のように、『原理原本』は「太初はすなわち『一』であられる」から始まり、最後のページには「小羊の婚宴」について言及されています。まさに成約聖書に位置付けられる書と言えるでしょう。
　本書を手にされた皆様が、神様（ハナニム）の真の愛と文鮮明先生の聖霊に満たされるようお祈りする次第です。
（A5判、711ページ）